今年は台風の被害により痛手を受けた嵐山も
すっかり元に戻り秋の行楽でにぎわっているようですね。
桂川が渡月橋のわずか上流で急に段になり静かな大堰川となる
狭くなるのは舟遊びができる穏やかさの演出のためのものだとか・・。
遥か昔、京都の街を造った秦氏が
手掛けたインフラの一つだと聞きます、ロマンですね。
嵐電駅の回りは、
寺町通りに並んで観光っぽい店が多いので、
それはそれでいいとして、
大人の観光という意味で薦めるとすれば。
大堰川の船遊び・・
川から観る自然保護された山の景観が素晴らしい、
船頭さんが川の底を竿でつつきながら進む風情は
ベネチアのゴンドラに劣りません。
天龍寺・・
規模も庭の風情も、泣き龍も見応えがある。
幕末の薩長戦争の舞台でも有名、
冬に訪れた際の雪の舞う庭を忘れられない。
嵯峨野路・・
有名な竹林までの田舎道、
雑踏を離れて素朴な道すがら和やかな空気が心地よい。
美味しいものは・・
飲食のお薦めは別記するとして
いつも立ち寄るのはJR嵐山駅近くに2件並ぶ鶏肉惣菜屋さん。
(普通な店なので、詳しく書けなくて申し訳ない)
京都で面白いのは地元の人が行くような商店街。
こういうところには手軽で本当に美味しいものがある。
ここの惣菜屋の鮎の甘露煮を必ず買って帰ります。
まずFATで大きい、ホロホロで舌にまったりとくる甘辛の子持ちの鮎は最高、
ごはんとの相性は言うまでもない。