宇治 平等院

宇治 平等院

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あいにくの小雨。
以前訪れた時は平等院が改装中で建物の中が見れなかったので
鳳凰堂の中へ。
仏師定朝の作品はこの阿弥陀像だけだそうで、池を隔てた向こう岸からは仏像のお顔だけがぽっかり覗けるように扉に穴が空いています。
平等院は極楽浄土を表しているのだそうですが、
池と建物のバランス、掛かる橋など日本人の箱庭感がどこかあることで
サイズの割には広がりがあって大きい感じを受ける。

建物と池とのバランス感は
ダビンチやミケランジェロ的な数学的な気持ち良さ。
鳳凰堂の落ち着いた独特の朱の顔料は当時の色を再現されたそう。
オリジナルに近いものにして行く努力によって、

今だからこその最新の美に巡り会えるのも京都の楽しみです。