8月16日名古屋でライブが終わってから
京都入りしたら五山の送り火の時間でした。
さほど暑くない曇りの夜、
凄い人ごみの地下鉄今出川駅から抜けて、
涼しい風の抜ける鴨川の土手まで歩き
巨大な焙煎機を備えた感じのいいカフェを横目に
歩き続け、場所どり。
東山方面を注視して、点火を待ちました。
一眼レフを持っていたので撮影。
すさまじい煙が上がっているのが見えます。
送り火は、五種類の模様がありますが
それにしても宇宙的な広がりのある、
幽玄なお祭りです。
点火がちらほら始まるときに。
懐中電灯などの合図が見えて、
文字が形になってゆく時、そして
30分ほど燃えてから消えゆく時の
はかなさ、美しさが胸に残っています。
帰りは地下鉄鞍馬口まで歩いたのですが
すっかりお腹が空いていて
定食屋さんに入ったのですが
なんてことのないきつねうどんと
卵丼の定食であっても、やはり京都。
昆布のおダシに甘く煮付けたアゲ
少しだけ山椒がかかっていて美味この上ない。
卵丼も関東では見ないカマボコが入っている。
こういうちょっとした発見もいいものですね。