Take This Waltz
サラ・ポーリー監督の二作目で、
「マリリン7日間の恋」で知られるミシェル・ウイリアムズ主演の映画を
録画で観ました。
基本ラブコメだそうですが、笑いのツボは少し違うかも知れない、
光のリリカルさ、印象的な窓のフレーム使い、
MV的なカメラの動きなど、かわいらしい感性に満たされた映画です。
ミシェルの小柄で北米のどこにでもいそうな女の子感がキュート。
彼女の自由で正直なキャラクターに惹かれました。
(遊園地での「ラジオスターの悲劇」の使い方もいい)
男だったらもっと女性をきれいに仕上げるところ、
この映画はあけすけ部分もありますが、習慣の違いもあるし、
女流監督が自然な女性の姿を撮った表現なのでしょうか。
適度にロマンティックな出来事、
与えてくれた視点は新鮮でした。